3社連携【不動産仲介+リフォーム会社+第三者検査会社】でリノマンションの理想形を実現
中野区の自宅マンションを売却し、スカイツリーや東京ドームの夜景が楽しめる新宿のタワーマンションを購入されたK様。
売却から新規購入、
そしてリノベーションに至るまで、K様のリノマンションをトータルにお手伝いしたのは、
不動産仲介=(株)しあわせな家の山田、
リフォーム会社(設計・施工)=ライフデザインの関村(リフォームマネージャー)・山口(CS)、
そして、第三者検査会社=さくら事務所の辻(日本ホームインスペクターズ協会公認ホームインスペクター)でした。
3社の連携プレーで、リノマンションがどのように進められたのか。
K様と3社代表にお話を伺います。

売りに出してからたった10日! 最高の条件で売却成功
――新しいマンションを探し始めたきっかけは?
K様:
新築のマンションに6年半ほど住んでいたのですが、
もう少し広いリビングがほしいなと思って。
雑誌やネットで、中古マンションがリノベーションで素敵に生まれ変わった事例を見ていたので、
最初から中古物件に軸足を置いて探し始めました。
予算も限られていましたし、立地も妥協したくなかったので。
山田:
初めてホームページからお問い合わせいただいたのが、去年の12月でしたね。
K様:
はい。
以前住んでいた新築物件を購入するときに、
ホームインスペクション(住宅診断)をしてくれたさくら事務所の長嶋さんが関わっているのも大きかったですね。
さくら事務所さんには、非常にプロフェッショナルなお仕事をしていただいたという印象があったので、
まったく迷うことなく、山田さんの所に問い合わせをしました。
山田:
最初に資金計画のご相談をして、今お持ちの物件を売却する手続きから進めましょう、というお話をさせていただきました。
それから、売却物件のインスペクションをさくら事務所さんにしてもらったんです。

辻:
普段お客様が目にすることのない床下や天井などを点検するのが、私たちの仕事。
見えない場所ですが、購入する際には一番気になるところでもありますからね。
K様のお部屋の場合は、元々つくりもよく、非常にきれいにお使いになっていましたので、
特に直すべきところは見当たりません、とご報告しました。
K様:
それからはあっという間でしたね。
山田さんと相談して価格を決め、売り出してからたった10日でもう買い手がついてしまって(笑)。
山田:
理想的な展開でしたね。
実はこのマンション、169戸もあるのに1年以上1戸も売り物件がなかったんです。
築7年なのに、すごく珍しいこと。希少価値が高い物件なら、
強気の金額でスタートしてもいいのではないかと判断しました。
2日で内覧者が5~6組あって、すぐに最高の条件で売却が決まったんです。
――売却と並行して新しい物件も探されていたんですよね。
新居にこだわったポイントは?
K様:
広いリビング、駅近、高い天井ですね。
建物そのもののスペックも、長く住むなら重要です。
最上階にはそれほどこだわっていませんでしたが、将来的な資産価値を考えて決めました。
やはり購入前には、さくら事務所にホームインスペクションをお願いしたんです。
辻:
購入前に1回、工事中に3回検査に入りました。
スケルトン状態(内装を全て解体してコンクリートがむき出しの状態)、
配管類設置後、そして工事完了時の最終チェックです。
理想のリノマンションを実現する「国交省長期優良住宅先導的事業 リノマンション」
――K様のリノベーションは、国土交通省の「長期優良住宅先導的事業」を
利用して進められたんですよね?
山口:
はい。「長期優良住宅先導的事業」というのは、
平成20年から募集が開始された国の事業です。
平成21年度に、私たちの所属する団体「良質リフォームの会」が応募した、
中古マンションをスケルトンからリフォームして再生させる「リノマンションシステム」というプロジェクトが採択を受けました。
そのプロジェクトの適用条件に「第三者検査会社のチェック」が含まれていることが大きな特徴です。
この「リノマンション」の内容でリフォームすると、申請金額のうち最大10%がお客様に補助されるんですよ。

山田:
このリフォームの流れは、これからマンションの購入を考えている方にとって理想的。
K様には、物件探しの初期からこの「長期優良住宅先導的事業 リノマンション」でやりましょうとご提案しました。
辻:
山田さん、すごい情報力ですよね。
不動仲介業者さんがここまでの情報を持っているということ自体、あまりないと思います。
山田:
補助金もお客様にとっては大きな魅力ですね。
辻:
実は、
リフォームの時に第三者検査会社によるホームインスペクションを依頼されること自体、あまりないのが現状です。
不動産会社が売主の物件で、リノベーションの際に検査を実施する会社はたくさんありますが、
自分の会社で検査を実施していたり、売主不動産会社やリフォーム会社が直接検査会社に依頼するケースがほとんど。
これでは基本的には自社検査となります。
でも今回、私たちさくら事務所はK様から直接ご依頼を受け、
当然、検査料金もK様からしかいただいていませんので、
完全に中立、第三者としてのホームインスペクションができました。
この点が、「長期優良住宅先導的事業 リノマンション」の先導的なところですね。
K様:
さくら事務所さんが入ることによって、すごく安心できましたよ。
辻さんはかなりのプロ。説明もすごく丁寧でした。
辻:
ありがとうございます。
今回、スケルトンの状態でチェックしたときに、断熱材について気付いた点をお伝えしたんですよね。
K様の場合、中古マンションを購入されたものの、今回リノマンションにされることで、
以前お住まいだった新築マンションよりもほとんどの設備や性能がグレードアップする予定だったのですが、
中古物件ゆえに、もともと外壁に施工されていた断熱材だけは前の新築マンションより厚みが薄かったので、
断熱性能が低い状態となっていたんです。
私から「せっかくいろいろな性能が向上するのに、
この部分だけ昔の仕様なままなのはもったいないですよ」とK様にご報告し、
断熱材の吹き増しでグレードアップができることをアドバイスさせていただきました。

K様:
さくら事務所さんからのご指摘で、心配事がひとつ減りました。
断熱性は気にしていたので、すごくありがたかったです。
辻:
ホームインスペクションは基本的に家の「傷み」を見たり、
図面通りの施工になっているかなどを確認する検査ですが、
私はK様の前のお宅売却前にホームインスペクションをさせていただいていたので、
このようなご提案ができました。
それからもうひとつ、換気ダクトの変更も出ましたね。
一部図面と違う施工になっているところに気づいて、やり直しをお願いしたんです。
ライフデザインさんからは、きっちり是正した写真も送られてきました。
関村:
迅速に対応させていただきました。
辻:
直した方がいい部分や問題点などをご報告するのはもちろんですが、
そのほかにも、今回のライフデザインさんの工事を見ていて、驚きの発見もご紹介させていただいたんですよね。
いい意味で「え?ここまでやるの?」って(笑)。
――例えば、どんなところでしょうか。

辻:
工事中の騒音が他のお部屋に響かないような工夫をかなりされていたんです。
リフォームは1室だけの工事なので、その部屋だけが良くなればいい、という目線で工事をしがちですが、
ライフデザインさんは、工事中の騒音も部屋の持ち主の責任になってしまうというスタンスなんですね。
配管類を固定するのに、普通は固定金具を直接コンクリートに留めますが、
直接コンクリートに穴を開ければ、何フロアも下まで大きな音が響いてしまう。
だからライフデザインさんは、工具を留めるための木を先にボンドで床に付けてから、
その木にねじを留めていくんです。
すごく面倒臭いことをやってらっしゃるなと(笑)。
関村:
K様の場合は、タワーマンションだったのと、
鉄骨組みで全館に騒音が響きやすかったので、特に気をつけました。
それから、一緒に家づくりに取り組むメンバーに恵まれて……と言いますか
さくら事務所さんや山田さんなど、みなさんプロ中のプロの方とのお仕事でしたので、こちらも適度な緊張感があって(笑)。
山口:
今回の不動産の仲介業者―リフォーム専門会社―第三者検査会社の連携ですが、
お客様にとっては本来こういう家作りがすごく自然なんだと思うんです。
業界にとっては、特殊なモデルかもしれませんが。
3社連携仲介業者+リフォーム専門会社+第三者検査会社+チームプレーの力で、
住まいの夢をサポート
――リフォームは、順調に進みましたか?
山口:
順調だったのですが、とにかくスケジュールがタイトでした。
ご契約から工事着工まで実質1ヶ月半!
この間に、レイアウトから設備、内装までをすべて決めなければなりませんでした。
関村:
実はこれが一番プレッシャーだったんですよ(笑)。
リフォームの工事というのは、着手しないとわからないところがあるので。
――着工までの打ち合わせはどれくらい?
山口:
全部で6回です。
長いときには、ほぼ丸1日かけました。
最初はK様にイメージ写真をお持ちいただいて、レイアウト作りから。
K様はご自分のイメージをしっかりお持ちだったので、
ここのメーカーのものがお好きじゃないかな、と、ご提案させていただきましたのでスムーズでしたね。
K様:
山口さんには、こちらのイメージを的確に捉えて、形にしていただけたという実感があります。
すごくやりやすかったですね。
山口:
ありがとうございます。
私たちライフデザインでは、CS(顧客満足)、設計デザイン、リフォームマネージャーなど担当者たちの間ではもちろん、
それ以外の社員からも、「この前こんなの使ったらすごくよかったよ」なんて、アイデアをもらったりすることがよくあるんですね。
みんなでいいものを作ろうという雰囲気と社内の体制づくりが、K様の理想実現に少しでもお役に立てたなら、すごく嬉しいです。
K様:
ほぼ毎週末、打ち合わせやショールームに出かけていましたよね。
それ以外にも、毎日写真付きのメールで、工事の報告をいただいて。

――毎日工事報告を受けられるのですが!?
関村:
はい。
お客様と、現場の担当者や関係者(設計デザイン室長)をつなぐメーリングリストがあるんです。
工事がどこまで進みました、こんな問題が出てきました、など、
みんなで情報を共有して、問題解決のスピード化や透明性の促進を図っています。
K様:
工事中、現場には3~4回しか行っていないのですが、
様子が手に取るようにわかって、安心でした。
非常にいい仕組みですよね。
辻:
現場に職人さんしかいないところもたくさんありますからね。
毎日現場監督さんが現場から写真を送ってくれるなんて、これはすごい!
K様:
私自身もこのリフォームにすごくパワーを注いでいたので、
どんなに遅く帰っても、メールはその日のうちにお返事しようと思っていました。
でも、すごく楽しかったですよ。
関村:
K様の熱意も、厳しいスケジュールの中で作業を順調に進めさせていただけた大きな理由かもしれませんね。
K様の熱意と、私たち作り手側の熱意がかみ合わないとうまくいきませんから。

――トータルの満足度、3社連携はいかがでしたか?
K様:
みなさん、プロフェッショナルな方ばかりだったので、本当に頼んでよかったなと思いました。
不動産仲介業者がプロであっても、リフォーム会社がそうでなければ台無しになってしまうだろうし……。
山口:
大きな買い物をするのに、いい不動産仲介業者を見つけて、
その後また信頼できるリフォーム会社を見つけて、
さらに頼れる第三者検査会社も……なんて、お客様にとっては大変な労力ですよね。
理想の家を思い描く前に、息切れしてしまう。だから、
そういった心配はなるべくしなくて済むようにしていきたいというのが、私たちの目標なんです。
山田:
そういうところが不透明だから、と、中古物件をあきらめてしまうのはもったいないですからね。
辻:
今回は私もすごく“家づくり”をしているなと実感できました。
今回のリフォームでは前の新築よりも断熱性能が上がっていますし、
配管類もいい材料を使っているので、中古物件なのに新築よりグレードアップしちゃいましたね!
K様:
はい。
今回、山田さんにお願いしてから、最終的にこんな素晴らしい形でリフォームを終えることができて、
非常に満足です。
想定以上の出来栄えでしたので、みなさんにもオススメしたいですね。
――ありがとうございました。

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