【コスモジャーナル社】

首都圏に約八十万戸の築年後二十年以上の中古マンションがある。
いま新築分譲マンションにない魅力が多く中古マンションを購入することが流行だ。
それの躯体から一貫したリフォームで、新築以上の性能に蘇らせる
人気の「リノマンション」の工事現場に密着してみた。

2005.08 特集現場レポート 中古マンションが超新築に甦る

特集・現場レポート 中古マンションが超・新築に蘇る

スケルトンからリフォームを追う

首都圏には、約八十万戸の建築後二十年以上の中古マンションがある。
いま、新築分譲マンションにない魅力が多く中古マンションを購入することが流行だ。

それの躯体から一貫したリフォームで新築以上の性能に蘇らせる人気の「リノマンション」の工事現場に密着してみた。

リフォーム&インテリア編集長 末吉さん

見えないところにこだわりの品質

居室のうわべだけでなく、中古マンションをスケルトン(マンションの場合は、
コンクリートの躯体鉄骨などの構造体や骨組みを表す)インフィル(骨組みの上に造られる内装や仕上げ造作物)、
さらにインテリアまでのトータルなリフォーム。

 

そのような躯体からのリフォーム工事をリノマンション
(Renovation〈リノベーション〉とMansion〈マンション〉を掛け合わせた造語)と名づけ、東京・横浜などで展開しているのが、
(株)ライフデザイン(本社東京・千代田区、小林稔代表)である。

 

同社のリノベーション・マンションリフォーム“リノマンション”の施工現場をのぞいてみた。

 

◇築28年の、マンションを超!新築にリフォーム

1974年に建てられたマンションを“超!新築”に、リノマンションするリフォーム工事がスタートした。

現況は、バルコニーに面して二部屋の和室が並ぶ典型的な3LDKの間取り。
リフォーム計画ではバルコニー側に広いリビングを設け、床は琉球畳にした。
また、キッチンは、リビングに向かった明るい対面式に計画した。
図面では実感できない立体模型が完成した。

 

①28年前の躯体が出現
壁・天井を、全て撤去し、コンクリート躯体だけのいわゆるスケルトン状態に。
断熱はされてなかった。
②機能にこだわる下地“断熱工事”
発砲ウレタンを吹き付けると、みるみる発砲し多孔質の断熱層を作る。
▽配管は、標準仕様で最新機能の“さやかんヘッダ工法”を採用。
各系統に等しい圧力で給水が可能だ。
③天井の仕上げクロス貼りで大工職人が天井を造る。
④遮音性能にこだわり、“フリーアクセスフロア”
防震アジャスタ+パーティクルボード+防震シート+合板捨て貼りで、最上級の遮音性能(LL―40)を確保した。
▽広いユニットバスは、パネルを現場加工すれば梁の幅分広い浴槽に交換可能だ。
約10㎝広いサイズアップのバスが納まった。
⑤キッチン全体のイメージ配置プランは、デッドスペースを有効活用。
コの字型のレイアウトにして、左右にシンクとガステーブルを振り分けた。
キッチンメーカーに協力してもらい、I型キッチンをベースに既製品を加工した。
◇マンションのスケルトンリフォームの真髄を披露。
⑥猛暑の夏も快適にすごせる「玄関・廊下」
網戸でリビングからの通風も快適。
下足入れも天井までのトールタイプで大拡張。
⑦洗面所・トイレ
アンダーキャビネットやメディシンボックス・壁面の大型ミラーは全てオーダー。
⑧ユニットバス
洗濯物がからっと乾く乾燥機能+冬場の暖房機能+夏場の扇風機を兼ねた涼風機能が特徴。
⑨キッチンは無駄が無く動きやすいのが理想
スケルトンリフォームを行うと間取りは自分仕様で配置、デッドスペースを徹底的に活用し収納ゾーンを増やせる。
⑩音と明かりにこだわった、居心地のいいリビング・ダイニング。
床には琉球畳を敷き、ゴロリと横になれる畳床にこだわった新しい提案。簡単な食事は素早く済ませるダイニングカウンターも取りつけた4・5畳サイズのダイニング。写真提供はライフデザイン。同社は良質リフォームの会会員。

 

 

デザインリフォームのカタチ-QRCとOZONEのコラボ

8件完了、6件進行中 九千万円の完工高を誇るデザインリフォーム

2005年8月 リフォーム&インテリア 良質リフォームの会 掲載記事

リビング・デザインセンターOZONEが窓口になっている、『OZONEデザイン・リフォーム』の実績が上がるとともに、
いま良質のリフォームを求める相談者が集中している。

 

現状をレポートした。

良質リフォームの会(QRC)とリビング・デザインセンターOZONEとのコラボレーションとして実現したのが
“デザインリフォーム”である。

デザイン性の高いリフォームソースを提供しながら、
施工において高い専門性と技術力を提供するのが、デザインリフォーム。

OZONEの情報を存分に活用しながら、生活者が選んだ“デザインリフォーム”の実現に
もっとも相応しいリフォーム企業が、施工、監理、アフターメンテナンスまでトータルサポートするシステムだ。

 

インテリアコーディネートから、新しい住まいづくりまで、すべての相談に応じている。

 

デザインリフォームの施工実績(完了物件)は今年四月末で八件、約9180万円であった。
また現在、受注済み及び進行中(デザイン契約済み)は六件で、折衛中は四件となっている。
 

完成物件のうち、四件の施工実例が四月に発行された
『OZONE STYLING BOOK2005』(狭桑社刊/八百円)で紹介された。

 

トップを飾るのは、ベイエリアの高層マンションを大胆な色使いとデザインモチーフ、
リスミックスタイルのインテリアで鮮やかな空間につくり変えた、映像プロデューサー・D氏宅のリフォームだ。

ほかには、手持ちのヨーロピアン家具に似合うようにリビングをリフォームしたE宅。
「キッチンにいてもリビングで遊ぶ子供の様子が分かる」「ゲストルームを設ける」
「収納の充実」をリフォームで実現したB氏宅。「思い出のつまったいえに長く暮らしたい」と、
珪藻土や月桃紙など自然素材を使ったモダンスタイルにリフォームしたC氏宅が紹介されている。

 

良質リフォームの会のデザインリフォーム参加企業首都圏の事業者が協働5年前から「悪質リフォーム」に対抗し、
消費者に質の高いリフォームを提供しようと努力している首都圏のリフォーム事業者の団体。
それが“良質リフォームの会”である。

 

毎日のように開かれている良質リフォーム勉強会
良質リフォームの会に結集

 

有力住設業者も加盟

2005年8月 リフォーム&インテリア マンションリフォームライフデザイン施工事例掲載記事

 

「良質リフォームの会」(略称QRC、倉片恒治会長)は、
首都圏のリフォーム業者や工務店と、TOTO、ダイキン工業、サンゲツなど住宅設備機器メーカーで構成される団体で、
2001年に結成された。

 

当時から問題となっていた悪質なリフォームから消費者を守り、
良質なリフォームを提供しようという主旨で結成され、
会では「良質リフォーム」を維持するための勉強会を毎月のように開き、
また独自の倫理憲章も掲げて活動を続けている。

 

最近、デザインリビングセンターOZONEとのコラボレーション(OZONEの設計・デザイン+QRCの施工)による
デザインリフォームで、話題を呼んでいるが、
独自の『倫理憲章』を持ち、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターが運営する
リフォーム支援ネット『リフォネット』の工事登録制度の活用を掲げ、消費者に“安心”をアピールしている。

 

ウェブサイトを充実 

5月19日に、開かれた第六回総会で、平成十七年度の活動内容が決まり、
インターネットを有効に活用し、消費者にアピールするための施策が提案された。

 

活動方針の主なものは、
①QRC会員企業各社のウェブサイトアクセス件数向上のため、リフォームの“ビフォア&アフター”や“お客様の評価と担当者のコメント”を掲載する。
②リフォーム相談受付件数向上の為に、ヤフーやグーグルの検索で、トップページにランクさせる。
③QRCの社会的認知度を高める―などである。

リフォーム博などに参加

これと同時に、リフォーム相談会を開催する方針も採択された。

具体的には、日本経済新聞社主催の『第一回住まいのリフォーム博2005』(九月開催)、
『ハウスクエア横浜』などのような新宿以外の地域での合同相談会、OZONE主催のイベントなどが予定されている。

また、毎月会員相互の情報交流会の開催と、
リフォーム業界が抱えるフレッシュな課題や経営問題をテーマに、講師を招いた研修活動を定期的に開くことにしている。

 

 

【注意】 この記事は、2005年のものです。

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