結露防止や遮音・遮熱効果を高める『ガラス』

ガラスは用途、機能により様々な種類があります。
ここでは、マンションリフォームで使用する主なガラスの概略を示します。
【ガラス施工の一般事項】
材料はJIS規格によるものを使用します。特記のある場合はこれに準じるものとします。
養生・清掃
ガラス取付け後は、破損・汚染などの防止のため、張り紙などで目印をほどこします。
破損を生じた場合はただちに取替えます。
清掃に際しては、洗剤は液状の中性洗剤とし、酸性・アルカリ性の強い洗剤は使用しないこと。
洗剤で汚れを落とした後、湿った布で洗剤を拭取ること。
スキージーを使用する場合は、金属部で膜面をこすらない様に充分注意します。
【ガラスの種類】

『板ガラス』
- フロート板ガラス:建築や自動車用の透明ガラスとして広く一般的に使用されているガラスです。
すり板ガラスはこのガラスの表面を不透明に処理したガラスのことです。
- 型板ガラス:ガラス表面に模様を施したり、不透明にしたものを型板ガラスといいます。
- 網入(線入)型板ガラス


破損した時にガラス破片が飛散せず、また脱落しにくくなっています。
したがって、火災や地震の際に、人身を危険から防いだり、
延焼を防ぐことを必要とする開口部に使用されます。
【特殊板ガラス】

『合わせガラス』
2枚以上のガラスを強靭な樹脂膜で接着して一体化します。
樹脂膜の力で、割れてもガラスの破片が飛び散りません。
一般的なガラスよりも安全性能が格段に向上しています。


中間膜の性能により、より防犯性を高めたガラスを防犯ガラス、
防音性を高めたガラスを防音ガラスとも言います。

『強化ガラス』
板ガラスを約700度まで加熱した後、ガラス表面に空気を吹きつけ、
均一に急冷し、表面に圧縮層を持たせたガラスです。
同じ厚さのフロート板ガラスに比べると3~5倍の強度を持つため、
割れにくく、万一割れた場合にはガラス全面が粒状になるので安全面での特徴があります。


強化ガラスの中で、さらに特殊な加工と超強化処理を加えた、
防火設備用の耐熱ガラスもあります。


『複層ガラス』
複層ガラスは、スペーサーと呼ばれる金属部材で、
2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスです。
スペーサーを用いて保たれた空間には、乾燥空気を封入してあります。

『真空ガラス』
真空ガラスは2枚のガラスの間に0.2mmの真空層をつくることで、
熱の「伝導」と「対流」を防ぎ、「放射」は高断熱特殊金属膜で抑えています。

『ミラーガラス』
ガラスの裏面にアルミや銀をコーティングして反射率を高めたものです。

『カラーガラス』
鏡の銀膜部分を、特殊塗料にしたカラーガラスもあります。

『ガラスブロック』
ガラスをブロック状に成型したもので、従来は現場で1個1個積み上げていましたが、
工場でパネル化された製品もありマンションリフォームでの使用もしやすくなっています。

『図の出典』
日本板硝子
日本電気硝子
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